《問》老齢厚生年金保険の加給年金額および老齢基礎年金の振替加算に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。

1)老齢厚生年金保険に加給年金額が加算されるためには、老齢厚生年金の受給している者の厚生年金保険の被保険者期間が25年以上なければならない。

2)配偶者に係る加給年金額の特別加算は、加算の対象となる配偶者の生年月日が1934(昭和9)年4月2日以後である場合に加算が行われ、その額は1943(昭和18)年4月2日以後生まれの者が最も高い。

3)振替加算は、生年月日が1926(大正15)年4月2日から1956(昭和31)年4月1日までに生まれた老齢基礎年金の受給権者であることが加算要件の1つであり、その額は年齢が若くなるごとに減額していく。

4)振替加算が加算された老齢基礎年金を受給できる者が、老齢基礎年金を繰下げ受給した場合は、振替加算は増額の対象とならず、また繰下げ待機期間中に振替加算を受給することもできない。

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注)作問は 企業年金・個人年金教育者協会・DCTA(デクタ)によります。