マーケレッドやストアブルーも持っている資格「リテールマーケティング(販売士)検定」についての詳細は、こちら
【用語解説】
RM戦隊 マーケレッド(赤井いちご)
本作の主人公。販売士検定合格後、変身能力を獲得。恋する乙女。
思い通りにいかないのは恋愛。
RM戦隊 ストアブルー(蒼井つばさ)
レッドの相棒。簿記資格も持っていて数字に強い。しっかり者。
思い通りにいかないのは女子力。
先生
謎の司令官。
思い通りにいかないのは有給消化。
フェイス数
フェイスとは商品の「面」を意味し、顧客に何面見せるか(すなわち陳列スペースを何列取るか)という陳列数を表す用語である。
プラノグラム
プランとダイヤグラムの造語である。たとえば、ゴンドラ1本ごとにどのような単品をどこに何個並べ、ゴンドラ(カテゴリー)単位でいくら売り、どれくらいの利益をとるか、といった業績を予測する手法である。
売れ数比例式フェイシングの原則
フェイシングとは単品をゴンドラ(陳列棚)の最前列に並べる際に個数(配分スペース)を決めることである。品種ごとに、よく売れる商品ほどその陳列スペースを広げて陳列数量を増やすのが小売業の基本である。
単品管理
一つの品目におけるサイズや容量、色などが異なる単品レベルの売れ行き動向を詳細に分析し、管理すること。POSシステムによる販売データは、単品ごとに記録されるので、売れ筋商品や死筋商品の把握ができるようになり、適切な在庫管理が可能になった。
商品回転率
商品回転率とは、商品の仕入に投下した資本の回転効率を図るものであり、一定期間に手持ち商品が何回転したかで表す。通常は、1年間(または半期)の売上高を期首・期末の平均在庫高で割って算出する。商品回転率が高いほど、投下した資本を早く回収でき、資本効率が高いといえる。
【計算式】商品回転率(回)=年間売上高/商品在庫高
見切り
売れ残り商品などの不良在庫を処理するため、一時的に著しく安い価格を設定する方法。
値入高と粗利益高
値入高は仕入時に計画した利益のこと。仕入原価に上乗せした額であり、売価と仕入原価との差が値入高となる。
粗利益高は売上総利益ともいい、仕入れた商品を売価どおりに全部売り切れると、値入高と粗利益高は等しくなる。しかし現実には値下げや割引、破損、万引きなどによってロス(品減り)が発生する。販売時点での値下げやロスを加味したものが粗利益高である。
GMROI
在庫投資収益率(商品投下資本粗利益率)のこと。この数値が大きい商品ほど在庫投資が相対的に大きな利益を生み出していることになる。「GMROIの値が大きな商品」すなわち「店舗への貢献度が高い商品」を中心に品揃えすることが求められる。
【計算式】GMROI(%)=粗利益(売上総利益)/平均在庫高(原価)×100
スペースマネジメント
小売業では一定のゴンドラスペースにどのようなテーマを持たせ、いかにして最大限の利益を生み出す商品の組み合わせを行うかがキーポイントであり、その巧拙は店舗の売上や利益を大きく左右する影響力を持っている。
筆者より
学生の苦手な「財務系」の知識は、なるべく現場の実務を意識して教えてはいますが・・・思った通りいかないのが授業です。