マーケレッドやストアブルーも持っている資格「リテールマーケティング(販売士)検定」についての詳細は、こちら
【用語解説】
RM戦隊 マーケレッド(赤井いちご)
本作の主人公。販売士検定合格後、変身能力を獲得。恋する乙女。
子どもの頃、SCの着ぐるみショーに夢中になって迷子になった。
RM戦隊 ストアブルー(蒼井つばさ)
レッドの相棒。簿記資格も持っていて数字に強い。しっかり者。
子どもの頃はSCのフードコートでおとなしく本を読んでいた。
先生
謎の司令官。
子どもの頃、SCにいる「似顔絵描き」の仕事をやってみたかった。
ショッピングセンター(SC)
一般社団法人日本ショッピングセンター協会によれば「一つの単位として計画、開発、所有、管理運営される商業・サービス施設の集合体で、駐車場を備えるもの」と定義され、「店舗面積1,500㎡以上」「キーテナントを除くテナントが10店舗以上」などの基準が定められている。我が国の全小売業の売上高の約1/5を占める一大勢力となっている。
バイングパワー
企業規模の大きさや地位により、他の仕入先よりも好条件で取引できる状態をいう。
ディベロッパー
SCなどの計画的商業集積施設の開発主体となる企業を指す。SCの核店舗である小売業が、兼業ディベロッパーとして開発を手がけるケースが多いのが日本の特徴である。
ハフモデル
D.L.ハフが提唱した小売業の消費者吸引理論のこと。ある地域に居住する消費者が利用可能な商業集積のうち、どこを利用するかという確率を表す。消費者がある商業集積で買い物する確率は、商業集積の売場面積に比例し、商業集積までの時間に反比例するというもの。
シネコンも入れる予定
従来の物販を中心としたSCの「同質化」が叫ばれる昨今、シネマコンプレックス(複合映画館)を設置し、人気の飲食店を集中的にテナント誘致するといったように、エンターテイメント機能の必要性が認識されるようになってきている。
まちづくり殺法(正しくは「まちづくり三法」)
「中心市街地活性化法」「大規模小売店舗立地法」「改正都市計画法」の三法の総称のこと。まちの機能を中心市街地に集中させる「コンパクトシティ」の考え方を背景に、2006年5月に改正が行われた。(第14話参照)
大規模小売店舗立地砲(正しくは「大規模小売店舗立地法」)
大型店が地域社会との調和をはかっていくためには、大型店への来客、物流による交通・環境問題などの周辺の生活環境への影響について適切な対応をはかることが必要との観点から制定された法律である。店舗面接1,000㎡を超える大型店が対象で、地域との具体的な調整項目として、交通渋滞、駐車・駐輪、交通安全、騒音、その他生活環境の悪化防止などを定めている。
コミュニティの場
商店街が全国的に衰退しつつある今日、SCはそれに代わるべき地域コミュニティの核としての役割が求められる。SCは、市街地や産業施設跡地の再開発とも連動し、新しい都市機能の一部としての位置づけもされつつある。従来の買物を目的とするSCだけではなく、まちづくりの考え方から敷地内の緑化、文化娯楽・アメニティ施設などサービス業の拡充によるショッピングモールの出現は、SCの将来の方向性を示している。
筆者より
「エンターテイメント」や「コミュニティ」。昔は百貨店やGMSが担った機能ですが、時代の流れの中でSCに移り変わったようです。公共施設や教育機関も他人事じゃないかも。